島田共同公認会計士事務所
SMSS
SMSSとは
SMSSとは、「島田式マネージメント・サービス・システム」の略、すなわち
  • S → Shimada's
  • M → Management
  • S → Service
  • S → System
ということで、当事務所会長島田信愛が昭和30年から50年までの20年をかけて完成させ広く社会に普及実践してきたものです。
マネージメント・コンサルティング・サービスはAdvisory ServiceとTraining Serviceとにわかれますが、SMSSはアドバイスするのではなくトレーニングするのが特徴であり、条件づくり理論と無声指揮理論及び立体的経営管理論によって支えられた指導体系なのです。
SMSSの特性
以下簡単にSMSSの特性を紹介します。
(1)月次決算検討会議中心主義
月次決算検討会議を中心に、企業の体質改善と従業員の躾(しつけ)のレベルアップを図るものだということです。
(2)資料づくりと幹部教育というサブシステムに支えられた会議中心のシステム
会議を中心に指導するのですが、それはSMSS独自の資料づくり(月次管理諸表)と幹部教育(36回72時間コースが予定されている)というサブシステムによって支えられています。
(3)立体的経営管理理論によって支えられている
テーラーシステム・フォードシステム・ヒューマンリレーションあるいは行動科学といった従来の管理思潮の延長線上に開発したものではなく、1970年を頂点とする日本経済の潮流の変化(拡大→縮小)に適応すべく開発したのが立体的経営管理論で、こうした独自の経営論に支えられた指導システムです。
(4)本質論と無声指揮理論を中核にした理論体系をもっている
SMSSは多くの理論で構成されていますが、その中核になっているのが本質論と無声指揮理論です。
(5)悟りによって完結した理論(クローズド・システム)である
SMSSは悟りにより完結したクローズド・システムであるということです。
クローズド・システムとは、個々ばらばらではなくまた円ではなく完結した球だということです。
(6)継続指導を前提としている
月次決算でいうと、概要が大体出来上がるのが2年ぐらいの継続を必要とし、躾(出来て当たり前)が完成するためには5年くらい必要でしょうし、又それ以上に幹部教育についても継続が必要でしょう。
(7)オープン経営を前提とした指導である
ここでいうオープン経営には次の3つがあります。
1つは心のオープン化、2番めは経理のオープン化、3番めはシステムのオープン化です。
(8)無限の発展を目指す
SMSSでは訓練をして当たり前になるところまで指導しますので、それが躾となり指導が終わった後も継続して企業の発展に貢献します。
SMSSを紹介した書物
SMSSは以下の書物で紹介しています。
  1. 「新しい管理会計」 税務研究会 昭和48年出版
  2. 「中小企業に対する経営指導の理念と実践」 MSセンター 昭和53年出版
  3. 「会議用資料の作り方と活かし方」 MSセンター 昭和55年出版
  4. 「幹部教育の枠組と教育要領」 MSセンター 昭和57年出版
  5. 「原価部課長の職務」 税務経理協会 昭和59年出版
  6. 「税理士のためのMCSの原点」 MSセンター 平成8年出版
  7. 「幹部研修のための管理者ノート」 清文社 平成13年出版
その他の出版物
  1. 「MS資料集」 編集 清文社 昭和52年出版
  2. 「信用監査マニュアル」 共著 清文社 昭和55年出版
  3. 「職業会計人のためのMS業務」 共著 清文社 昭和58年出版